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組織管理

MCP アクセス制御

対象プラン:Enterprise
MCP アクセス制御を使用すると、組織で利用する MCP Server のうち、Qoder クライアントに標準搭載されていないものへの接続と利用を管理できます。管理者は、「すべて許可」「ルール制御」「すべて禁止」のいずれかを選択し、承認されていない MCP Server がクライアントで有効になることを防止できます。 この機能は、メンバーが設定またはインストールした MCP Server と、組織が一括配布した MCP Server の両方に適用されます。Qoder クライアントに標準搭載されている MCP サービスには影響しません。

利用シーン

  • 組織が承認した MCP Server のみ、メンバーによる接続と利用を許可する。
  • メンバーが追加した MCP Server と、組織が一括配布した MCP Server に同じアクセスルールを適用する。
  • 必要に応じて、Qoder クライアントに標準搭載されていないすべての MCP Server を組織内で禁止する。

適用範囲

クライアントが識別およびブロックできる、MCP の接続・利用時の各エントリーポイントでアクセス制御を実行します。
エントリーポイント主な場面
設定の取り込みMCP 設定の読み込みまたは適用、組織から配布された設定の適用
インストールと有効化MCP Server の追加、インストール、有効化、読み込み
起動と接続ローカルプロセスの起動、リモート接続の確立または再接続
利用MCP ツールの表示または登録、MCP 呼び出しの実行
MCP Server がエントリーポイントでの検証に合格した後、その内部動作はこの機能の制御対象外です。たとえば、スクリプトの実行、ファイルへのアクセス、別プロセスの起動、ネットワークリクエストの送信などが該当します。また、MCP と無関係なネットワークリクエストもブロックしません。
注意:MCP アクセス制御はエントリーポイントでの利用可否を判定する機能であり、MCP Server のランタイムセキュリティサンドボックスではありません。

アクセスモード

管理者は、次のアクセスモードから選択できます。
アクセスモード動作
すべて許可Qoder クライアントに標準搭載されていないすべての MCP Server を許可します。既存の許可リストルールは保持されますが、編集できません。
ルール制御許可リストルールに一致する、Qoder クライアントに標準搭載されていない MCP Server のみを許可します。ルールを追加、編集、削除できます。一致しない MCP Server は利用できません。
すべて禁止Qoder クライアントに標準搭載されていないすべての MCP Server への接続と利用を禁止します。既存の許可リストルールは保持されますが、編集できません。
新しい組織のデフォルトは すべて許可 です。アクセスモードを変更してからクライアントが最新の設定を取得するまで、通常は約 5 分かかります。 MCP Server を組織から一括配布しても、MCP アクセス制御を回避することはできません。一括配布された MCP Server にも現在のアクセスモードが適用され、ルール制御では許可リストルールに一致する必要があります。

許可リストルールを設定する

許可リストルールは ルール制御 の場合にのみ編集できます。ルール制御には 1 件以上の許可リストルールが必要で、最大 100 件まで設定できます。ルール制御が有効な間は、最後の 1 件を削除できません。
  1. 組織管理コンソールで 拡張機能とマーケットプレイス > MCP アクセス制御 を開きます。
  2. アクセスモードを ルール制御 に変更します。
  3. 許可リストルールがない場合は、画面の案内に従って最初のルールを作成します。
  4. ルール名を入力し、照合対象を選択して式を入力した後、内容を確認します。
  5. 最終確認で、最初のルールの作成と ルール制御 の有効化を同時に確定します。
許可リストルールがすでに存在する場合は、ルール制御 を選択した後、そのまま切り替えを確定できます。切り替え後は、ルール一覧でルールの追加、編集、削除を行えます。 初回の有効化をキャンセルした場合や送信に失敗した場合、ルールは追加されず、現在のアクセスモードも変更されません。 許可リストルールでは、次の対象を照合できます。
照合対象完全一致の例ワイルドカードの例
MCP エンドポイント URLhttps://mcp.example.com/v1https://*.example.com/*
起動コマンドnpx -y @modelcontextprotocol/server-sqlitenpx -y @company/mcp-*
URL ルールは MCP エンドポイント URL のみ、起動コマンドルールはローカルの起動コマンドのみを照合します。いずれかの許可リストルールに一致すると、その MCP Server は許可されます。どのルールにも一致しない場合は利用できません。 ワイルドカードを使用できるのは、次の位置のみです。
  • MCP エンドポイント URL:ドメイン左端の *.、またはパス末尾の *。たとえば、*.example.com はそのサブドメインに一致しますが、ルートドメイン example.com には一致しません。
  • 起動コマンド:引数末尾の *。実行ファイルは完全に一致する必要があります。* を単独で使用したり、複数の引数をまたいで一致させたりすることはできません。
上記以外の位置でのワイルドカード、glob パターン全般、正規表現はサポートされません。ワイルドカードの範囲が広いほど、許可される MCP Server も増えます。保存する前に、意図した範囲になっていることを確認してください。

照合前の処理

クライアントは、次のルールで設定を識別して照合します。
  • MCP エンドポイント URL:絶対 https URL のみをサポートします。ユーザー情報、クエリパラメーター、フラグメントを含む URL は、それらを削除して照合を続けるのではなく、無効な設定として扱われます。
  • 起動コマンド:実行ファイルと引数を順番に 1 つずつ照合します。引数の数と順序が一致する必要があります。シェル構文や引用符の解釈、PATH の検索、環境変数の展開は行いません。
MCP 設定に有効な URL と起動コマンドのどちらも含まれていない場合、クライアントは無効な設定として扱い、その利用をブロックします。

クライアントでの利用不可状態

クライアントは、利用できない MCP Server の設定または配布エントリを保持し、理由に応じた状態を表示します。接続、有効化、呼び出しなどの操作は利用できません。
状態説明
組織により無効化管理者がアクセスモードを「すべて禁止」に設定しています。
未承認ルール制御が有効で、この MCP Server が許可リストルールに一致していません。
無効な設定クライアントが有効な MCP エンドポイント URL または起動コマンドを識別できません。
ポリシーを取得できませんクライアントが一時的に組織の MCP ポリシーを取得できません。
クライアントが最新のポリシーを取得できない場合は、直近の有効なポリシーを優先して使用します。有効なキャッシュがない場合、Qoder クライアントに標準搭載されていない MCP Server はデフォルトでブロックされます。Qoder に標準搭載されている MCP サービスには影響しません。

クライアントのバージョン要件

最低対応バージョン以上のクライアントのみ、MCP アクセスモードと許可リストルールを適用します。
クライアント最低対応バージョン
Qoder IDE1.15.0
Qoder JetBrains Plugin2026.724.1
Qoder CLI1.1.18
最低対応バージョン未満のクライアントではこの機能を利用できず、組織が設定したアクセスモードと許可リストルールも適用されません。

よくある質問

組織が一括配布した MCP Server は自動的に許可されますか?

いいえ。組織から一括配布された MCP Server も MCP アクセス制御の対象です。ルール制御では許可リストルールに一致する必要があります。すべて禁止の場合、その MCP Server を読み込んだり呼び出したりすることはできません。

MCP Server が送信するネットワークリクエストもブロックされますか?

いいえ。この機能は、クライアントが識別できる MCP の接続・利用時のエントリーポイントでのみアクセス制御を実行します。MCP Server が検証に合格した後、そのスクリプト実行、ファイルアクセス、プロセス呼び出し、ネットワークリクエストは制御対象外です。

設定変更がすぐにクライアントへ反映されないのはなぜですか?

クライアントは組織のポリシーをキャッシュします。アクセスモードまたは許可リストルールの変更が反映されるまで、通常は約 5 分かかります。