.qoder/rules ディレクトリに保存され、現在のプロジェクトにのみ適用されます。プロジェクトのフレームワークやコードスタイルなど、あなたのコーディングの好みに合わせてモデルの適応を最適化します。
ルールの仕組み
保存と共有
- ルールファイルはプロジェクトディレクトリに直接保存され、コードベース同様に Git などのバージョン管理システム経由でチームメンバーと共有されます。
- ローカル限定(共有しない)ルールにする場合は、プロジェクトの
.gitignoreに.qoder/rulesディレクトリを追加してください。
制限事項
- すべてのアクティブなルールファイルの合計で100,000文字まで(超過分は切り捨てられます)。
- 自然言語のみ対応(画像やリンクは不可)。
ルールの種類
| タイプ | 説明 | ユースケース |
|---|---|---|
| Apply Manually | AI Chat パネルまたは Inline Chat で @rule を使って手動適用します。 | オンデマンドのワークフロー、カスタムプロンプト |
| Model Decision | Agent mode でルールの説明を AI が評価し、適用のタイミングを判断します。 | シナリオ特化のタスク(ユニットテストやコードコメントの生成など) |
| Always Apply | すべての AI Chat および Inline Chat のリクエストに適用します。 | プロジェクト全体の標準(コーディングスタイルやドキュメント形式など)の徹底 |
| Specific Files | ワイルドカードパターン(.js や src/**/.ts など)に一致するすべてのファイルに適用します。 | プログラミング言語別・ディレクトリ別のルール |
ベストプラクティス
- 簡潔に: ルールは要点を絞り、曖昧さを避ける。
- 構造を明確に: 可読性のために箇条書き、番号付きリスト、またはMarkdown記法を用いる。
- 例を示す: モデルを導くために「良い」コードサンプルを提供する。
- 反復して最適化: モデルの出力とフィードバックに基づいてルールを磨き上げる。
ルールを設定する
- Qoder IDE の右上でユーザーアイコンをクリックするか、キーボードショートカット(
⌘⇧,(macOS)またはCtrlShift,(Windows))を使用し、Qoder 設定 を選択します。 - 左側のナビゲーションペインで Rules をクリックします。
- Add をクリックします。
- 上部の検索バーに一意のルール名を入力し、Enter を押します。
- ルールタイプを選択します:
- Apply Manually
- Model Decision: シナリオの説明を入力します。
- 例: 「Generate a unit test.」
- Specific Files: カンマ区切りでファイルパスのワイルドカードを指定します。
- 例:
*.md,src/*.java
- 例:
- Always Apply
- ウィンドウを閉じて変更を保存します。