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概要

Quest Mode は、複雑で長時間に及ぶ開発タスク向けに設計された、AI 支援のプログラミング機能です。要件を自然言語で記述するだけで、機能開発、バグ修正、リファクタリング、テストなどの作業を AI に委任でき、開発効率を大幅に向上できます。

主な機能

  • AI支援による仕様(Specs)
AIアシスタントがプロジェクトを分析し、詳細な技術設計ドキュメント(Spec)を自動生成します。これにより、タスクに関する共通理解が生まれ、AIの実行が目標と整合します。
  • 自律実行
Spec の作成が完了すると、AIの Agent がタスクの実行を非同期で開始します。Action Flow ビューでリアルタイムに進捗を監視でき、実行計画、進行中のアクション、発生した問題を確認できます。
  • AI支援によるタスクリポート
完了時に、AIが変更点、テスト結果、検証結果を要約したタスクリポートを生成します。これにより、結果を受け入れるか改良するかを判断する前に、作業の品質と完全性を迅速に評価できます。

タスクの作成方法

  1. New Task をクリックします。
  2. 関連する context(プロジェクトファイルやコードスニペットなど)を選び、タスク内容を自然言語で入力します。
  3. Send をクリックするか Enter を押して開始します。AI は入力内容に基づいて詳細な Spec の作成を開始します。
任意: 直接実行 正式な Spec が不要な場合は、ダイアログで Execute Directly を選択します。AI は設計段階をスキップして、直ちに実装を開始します。

技術設計

設計フェーズでは、AI は次を行います:
  • プロジェクトの memory と context を確認
  • コードベースの構造を分析
  • 包括的な Spec ドキュメントを生成
Spec が生成されたら、AI と一緒に編集したり、さらに洗練したりできます。これはプロジェクト内の .qoder/quest ディレクトリに自動的に保存されます。 Spec に満足したら、右上の Start Now をクリックして実行を開始します。

アクションフロー

タスクが開始すると、Action Flow ビューに移動し、次が表示されます:
  • AI の実行計画
  • リアルタイムの出力とログ
  • 進行状況とブロッキングとなっている問題
単純なタスクでは、AI は詳細な計画の生成を省略し、直接実装に進む場合があります。 チャットボックスでメッセージを送れば、タスクの実行中でも、いつでも新しい要件を追加できます。AI は計画を調整し、作業を続行します。

タスクレポート

タスクが完了すると、システムはタスクレポートビューに切り替わります。AI は次の内容を含む構造化された要約を提示します:
  • 実施した変更の概要
  • テスト結果と検証結果
  • 変更ファイルの詳細一覧
次の操作が可能です:
  • 各変更を個別に確認する
  • 右上の Accept をクリックして変更を確定し、タスクをアーカイブする
  • Discard をクリックしてすべての変更を元に戻し、タスクを終了する
追加の作業が必要な場合は、Action Flow ビューに戻って新しいメッセージを送信すると、AI は中断地点から続行します。
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