Wiki の生成
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初回の Wiki 生成
プロジェクトを初めて開くと、Wiki はデフォルトでは存在しません。ワンクリックでゼロから生成できます。
生成の目安時間: ファイル数 4,000 のリポジトリで約 120 分。
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コード変更の検出
初回生成後、システムはコードの変更を継続的に監視します。
Wiki で文書化されている対象(例: 関数シグネチャ、クラス定義、API エンドポイント)を変更すると、現在のコードと既存の Wiki コンテンツの不一致が検出されます。Update をクリックすると、影響範囲のみを再生成できます。
Wiki 生成エラーを避けるため、コード変更は 10,000 行未満に抑えてください。
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Git ディレクトリ同期
バージョン 0.2.0 以降でのみ利用可能です。
Git ディレクトリ内で Markdown ファイルを直接編集すると、Git の内容と Wiki の不一致が検出されます。Synchronize をクリックすると、Git の変更を取り込んで Wiki を更新できます。Git のファイルrepowiki/…/meta
は編集しないでください。Wiki の読み込みに失敗する可能性があります。このファイルは自動管理されており、正しく読み込むために必要です。
制限事項
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プロジェクトごとのファイル数上限: 10,000
プロジェクト内のファイル数が 10,000 を超える場合は、Qoder 設定 → indexing → indexing exclusion で不要なパスを除外することをご検討ください。
- Git リポジトリのみ対応
Wiki 共有
バージョン 0.2.0 以降で利用可能です。チーム内でのナレッジ共有をより円滑にするために、Wiki の共有機能を提供しています。 ローカルで Wiki を生成すると、システムはリポジトリ内に専用ディレクトリ
.qoder/repowiki
を自動作成します。

git pull
で生成された Wiki コンテンツを取得できます。追加の設定は不要です。
多言語サポート
バージョン 0.2.0 以降で利用可能です。Wiki システムは多言語に対応しており、Wiki の生成時に希望する言語を選択できます。現在は 英語 と 中国語 をサポートしています。 Wiki を生成すると、選択した言語に応じて、Git ディレクトリ配下に各言語用のディレクトリ(例:
repowiki/zh/
, repowiki/en/
)が自動的に作成されます。
ユースケース
- アーキテクチャと実装に関する問い合わせ
事前に組み込まれたアーキテクチャ知識により、Agent は最小限のツール使用で「X はどのように実装されていますか?」や「どのサービスがこのモジュールに依存していますか?」といった質問に迅速に回答できます。 - Agent 主導の開発タスク
context が限られている場合、Repo Wiki は次のようなタスクにおけるコードの特定を迅速化します:- 新機能の追加
- バグ修正