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Repo Wiki は、コードやドキュメントの変更を継続的に追跡しつつ、プロジェクトのための構造化ドキュメントを自動生成します。 技術的な問い合わせ、コードの説明、機能追加などの開発タスクにおいて、Repo Wiki はプロジェクトの構造や実装の詳細を分析し、AI Agent がコードベースを深く正確に理解できるよう支援する context に基づくインサイトを提供します。

Wiki の生成

リポジトリ内の Wiki は静的ではありません。コードと常に同期されます。 Wiki の更新は主に 3 つの場面で行われます。発生するタイミングと理由を把握しておくと、Wiki を最新かつ一貫した状態に保てます。
  1. 初回の Wiki 生成 プロジェクトを初めて開くと、Wiki はデフォルトでは存在しません。ワンクリックでゼロから生成できます。 01 Pn
    生成の目安時間: ファイル数 4,000 のリポジトリで約 120 分。
  2. コード変更の検出 初回生成後、システムはコードの変更を継続的に監視します。 Wiki で文書化されている対象(例: 関数シグネチャ、クラス定義、API エンドポイント)を変更すると、現在のコードと既存の Wiki コンテンツの不一致が検出されます。Update をクリックすると、影響範囲のみを再生成できます。 04 Pn
    Wiki 生成エラーを避けるため、コード変更は 10,000 行未満に抑えてください。
  3. Git ディレクトリ同期
    バージョン 0.2.0 以降でのみ利用可能です。
    Git ディレクトリ内で Markdown ファイルを直接編集すると、Git の内容と Wiki の不一致が検出されます。Synchronize をクリックすると、Git の変更を取り込んで Wiki を更新できます。 05 Pn
    Git のファイル repowiki/…/meta は編集しないでください。Wiki の読み込みに失敗する可能性があります。このファイルは自動管理されており、正しく読み込むために必要です。

制限事項

  • プロジェクトごとのファイル数上限: 10,000
    プロジェクト内のファイル数が 10,000 を超える場合は、Qoder 設定 → indexing → indexing exclusion で不要なパスを除外することをご検討ください。
  • Git リポジトリのみ対応

Wiki 共有

バージョン 0.2.0 以降で利用可能です。
チーム内でのナレッジ共有をより円滑にするために、Wiki の共有機能を提供しています。 ローカルで Wiki を生成すると、システムはリポジトリ内に専用ディレクトリ .qoder/repowiki を自動作成します。 03 Pn このディレクトリをコミットしてリモートブランチにプッシュできます。チームメンバーは git pull で生成された Wiki コンテンツを取得できます。追加の設定は不要です。

多言語サポート

バージョン 0.2.0 以降で利用可能です。
Wiki システムは多言語に対応しており、Wiki の生成時に希望する言語を選択できます。現在は 英語中国語 をサポートしています。 Wiki を生成すると、選択した言語に応じて、Git ディレクトリ配下に各言語用のディレクトリ(例:repowiki/zh/, repowiki/en/)が自動的に作成されます。

ユースケース

  • アーキテクチャと実装に関する問い合わせ
    事前に組み込まれたアーキテクチャ知識により、Agent は最小限のツール使用で「X はどのように実装されていますか?」や「どのサービスがこのモジュールに依存していますか?」といった質問に迅速に回答できます。
  • Agent 主導の開発タスク
    context が限られている場合、Repo Wiki は次のようなタスクにおけるコードの特定を迅速化します:
    • 新機能の追加
    • バグ修正
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