ACP とは
ACP(Agent Client Protocol)は、クライアントと Agent 間の通信プロトコルです。CLI や各種エディタとの統合を目的として設計されています。 詳細については「Agent Client Protocol」を参照してください。
Qoder CLI は ACP プロトコル仕様を実装しており、この仕組みにより ACP に対応した任意のクライアントから Qoder CLI を Agent として統合利用することが可能です。
主な機能
実行モード
ACP サーバーは、以下の 2 つの実行モードをサポートしています。- デフォルトモード
CLI の通常起動と同等のモードです。
既定の権限設定に従ってツールを実行します。 - Bypass Permissions モード
CLI の--yoloモードに相当します。
権限チェックをスキップし、ツールを自動実行します。
スラッシュコマンド
以下のスラッシュコマンドをサポートしています。各コマンドの挙動は CLI 版と同一です。
/init
プロジェクト理解を実行し、AGENTS.mdメモリファイルを生成します。/review
ローカルで未コミットのコードに対してコードレビューを実行し、修正提案を提示します。
その他の機能
| 機能 | 対応 | 説明 |
|---|---|---|
| 内蔵ツール | ✅ | CLI と同一の内蔵ツールを提供 |
| Subagent | ✅ | CLI と同一の Subagent 機能 |
| MCP Server | ✅ | CLI と同一の MCP(Stdio / SSE / Streamable HTTP)対応 |
| 権限設定 | ✅ | CLI と同一の権限管理機能 |
| コンテキスト圧縮 | ✅ | CLI と同一のコンテキスト圧縮機構 |
| マルチモーダル | ✅ | 画像入力をサポート |
| ファイル操作 / ターミナル | ✅ | ACP 経由で IDE 側の機能を利用 |
起動方法
起動前に Qoder CLI がインストール済みであることを確認してください。インストール方法は「Qoder CLI クイックスタート」を参照してください。
対応環境
- 対応 OS:macOS / Linux / Windows
- 対応 CPU アーキテクチャ:arm64 / amd64
※ Windows arm64 は現在未対応です。
ACP サーバーとして起動する
ACP クライアントを開発しており、Qoder CLI を Agent Server として利用したい場合は、以下のコマンドで ACP サーバーモードとして起動できます。
クライアントは 標準入力・標準出力(stdio) を通じて通信します。
Zed IDE での利用
Zed IDE では、設定ファイルに以下の設定を追加するだけで Qoder CLI を Agent Server として利用できます。設定後、Thread 作成時に Qoder CLI を選択可能になります。
macOS / Linux
Windows
Zed バージョン 0.215.2 以前では、
type の指定は不要です。
Zed 設定ファイルのパス
- macOS:
~/.config/zed/settings.json - Linux:
~/.config/zed/settings.json - Windows:
~\AppData\Roaming\Zed\settings.json
ログインと利用方法
ACP クライアントは Qoder CLI と同一のログイン状態を使用します。すでに Qoder CLI にログイン済みの場合、追加のログイン操作は不要です。
Qoder CLI からログインする
初めて Qoder CLI を使用する場合、以下のコマンドを実行してログイン画面を起動します。- Login with browser
デフォルトブラウザを使用して認証を行います。 - Login with qoder personal access token
Qoder Personal Access Token を入力して認証します。
https://qoder.com/account/integrations
環境変数によるログイン
Qoder CLI は起動時にQODER_PERSONAL_ACCESS_TOKEN 環境変数を検出し、自動的に認証を行います。そのため、ACP クライアント側でこの環境変数を設定することで、手動ログインを省略できます。 以下は Zed IDE で環境変数を設定する例です。