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# 事例五：貿易用英文テックパック処理

## シナリオ

鈴木さんはアパレル商社で 8 年間、貿易フォローを担当しています。最も負担が大きいのが、海外顧客から届く英文 Tech Pack の処理です。20 ページ超の PDF、30 以上の計測ポイント、英文用語、許容差表、7 サイズ分の分数値が含まれています。

これまでは PDF を開き、行ごとに翻訳し、数値を 1 つずつ Excel に手入力していました。1 件の Tech Pack に 2〜3 時間はかかります。特に怖いのは、半インチを 1/4 インチと読み違えること。昨年はそのミスでロット返品となり、会社は数十万円の損失を被りました。

最近、チームリーダーから QoderWork を試すよう勧められました。

## ファイル準備

鈴木さんは顧客から届いた最新の Tech Pack を 1 つのフォルダにまとめました。

```plaintext theme={null}
デスクトップ/発注-2024SS-顧客ABC/
├── ABC-SS24-Style001-TechPack.pdf
├── ABC-SS24-Style002-TechPack.pdf
└── ABC-SS24-Style003-TechPack.pdf
```

## 操作手順

<Steps>
  <Step title="フォルダを選択">
    QoderWork で `発注-2024SS-顧客ABC` フォルダを選択します。
  </Step>

  <Step title="プロンプトを入力">
    ダイアログにプロンプトを入力します。
  </Step>
</Steps>

## プロンプト例

```plaintext theme={null}
顧客から届いた英文 Tech Pack PDF を、1 件ずつ処理してください：
1. すべての計測ポイント（POM）を抽出し、英文用語を日本語に翻訳
2. 以下の形式で Excel に整理：
   - 列：計測部位 / 英文名 / 日本語名 / 許容差（+/-）
   - 行：S / M / L / XL / XXL / XXXL 各サイズの数値
3. 分数値は元の精度を維持（1/2"、3/4" など）
4. 各 Style ごとに 1 シート、ファイル名に Style 番号を含める
分数単位の正確性に特に注意してください。製造品質に直結します。
```

## QoderWork の実行内容

QoderWork は 3 件の PDF を自動で読み込み、複雑な表レイアウトと英文用語を認識し、10 分以内に標準的な日英サイズ表の Excel を出力しました。鈴木さんが確認したところ、30 以上の計測ポイント、7 サイズ分のデータはすべて正確で、混同しやすい分数単位も問題ありませんでした。

## 継続利用

新しい発注が届いたら、新しい Tech Pack PDF を対応する発注フォルダに入れ、「新しい Style の Tech Pack が 2 件届きました。これまでの形式で処理してください」と指示するだけです。QoderWork は新規ファイルを自動認識し、同じ形式で出力します。鈴木さんは「Style001 と Style002 のサイズ差を比較し、異なる箇所をマークしてください」といったクロスチェックも依頼しており、以前は半日かかっていた作業が 2 分で済むようになりました。

## 主要成果

| 項目   | 内容                           |
| ---- | ---------------------------- |
| 時間短縮 | 2〜3 時間/件から 10 分/3 件へ         |
| 正確性  | 100%。分数の読み間違いによる数十万円規模の損失を回避 |
| 蓄積活用 | 発注フォルダの整理が整うほど、後続処理がスムーズに    |

<Check>
  ユーザーの声：「正確率 100% で、数十万円の損失を防げました。」
</Check>

## 活用のコツ

この事例のポイントは、**プロンプトで出力形式と精度要件を明確に定義したこと**です。鈴木さんは「Tech Pack を整理して」と曖昧に依頼せず、Excel の列構成（計測部位/英文名/日本語名/許容差）と行構成（S/M/L/XL 各サイズ）を具体的に指定し、「分数値は元の精度を維持」「分数単位の正確性に特に注意」と品質のラインを明示しました。精度が重要なタスクでは、プロンプトに「出力の形」と「絶対に間違えてはいけない点」を書くことが、信頼できる結果につながります。
